ComfyUIのワークフローJSONとAPI用JSONの違い|開けないときの見分け方
確認日:2026-10-20 / 検証ラベルは本文記載の条件・範囲に限ります。
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ComfyUIの画面で箱と線を開きたいときは、通常のワークフローJSONを使います。外部のプログラムから処理を実行するときは、API用JSONを使います。どちらも拡張子は「.json」ですが、中に入っている情報が違います。
配布ファイルを開いても期待した配線が出ない方は、最初の2節で形式を確認してください。自分で書き出す方は、その後のメニュー操作まで読みます。作業の保存そのものはJSONとPNGの保存・再開で扱っています。
実行・撮影は2026年10月7日です。10月20日は保存済みのJSON・API記録と掲載画面を読み取りで照合し、読み比べる例を追加しました。新しい実行や、エクスポートしたファイルの取得確認は行っていません。
nodesとlinksがあれば、画面用の手順を確認する
通常のワークフローJSONは、処理だけでなく箱の位置や大きさも持ちます。箱の一覧を表す「nodes」、線の一覧を表す「links」が主な目印です。新しい形式やサブグラフを含む場合には、追加の情報もあります。
ファイルをテキストエディターで開いて、中身を確認するだけなら処理は実行されません。まず先頭付近にnodesがあるか探します。1行に詰められたJSONでは、エディターの検索が便利です。
確認のためにファイルを外部のJSON整形サイトへ貼り付ける必要はありません。入力画像名やメモを含むことがあるため、まず自分のPCのエディターで読み、元ファイルは書き換えずに残します。
| 確認する部分 | 画面用JSONの例 | 何を表すか |
|---|---|---|
| nodes | 箱を並べた配列 | 箱の種類、位置、設定 |
| links | 接続の配列 | どの箱からどの箱へ渡すか |
| widgets_values | 箱の中の値 | 選んだモデルや数値など |
| pos | 座標 | 画面上の配置 |
この目印だけで、安全な配布物かどうかまでは判断できません。知らない追加ノードや外部サービスへ送信する箱がないかも、実行前に確認します。
class_typeとinputsが並ぶJSONは、API実行用の可能性が高い
APIは、プログラムからComfyUIへ処理を頼むための窓口です。API用JSONでは、ノード番号ごとに種類を表すclass_typeと、入力を表すinputsが並びます。通常、箱を画面のどこに置いたかは入りません。
同じ保存ノードを、2つの形式で読む
3ノードのサイズ変更JSONと、その処理を実行した保存済みAPI記録から、画像を保存するSaveImageの対応部分を抜き出しました。以下は読み方のための抜粋で、完全なWorkflowではありません。このまま単独で読み込んだり実行したりするものではありません。
画面用は、著者が作成したversion 0.4の通常JSONです。箱の位置・大きさなどは抜粋から省いています。UIのエクスポートで取得した実ファイルの例、という意味ではありません。
{
"nodes": [
{"id": 3, "type": "SaveImage"}
],
"links": [
[2, 2, 0, 3, 0, "IMAGE"]
]
}idの3が箱の番号、typeのSaveImageが種類です。linksのこの1本は「ノード2の出力0から、ノード3の入力0へ画像を渡す」接続です。画面用JSONでも版が変わると線の書き方が異なるため、この配列を全形式の共通ルールとは考えないでください。
API記録では、同じ保存処理が次のようになっています。
{
"3": {
"class_type": "SaveImage",
"inputs": {
"images": ["2", 0],
"filename_prefix": "batch20/resize-stretch"
}
}
}外側の3が箱の番号、class_typeが種類です。imagesの["2", 0]は「ノード2の最初の出力」を受け取る指定。束の2枚目やSeedの番号ではありません。今回のノード2はImageScaleというサイズ変更の箱です。番号はこのファイルのもので、別の手順でも同じ番号になるとは限りません。
APIへの送信データでは、このような実行用の情報がpromptの中に入ることもあります。ファイルの先頭にclass_typeがないだけで断定せず、配布元の説明と中身を照合してください。ここで行うのは形式の確認で、文字を手作業で並べ替える変換手順ではありません。
API用ファイルを読み込んだときの扱いは、フロントエンドの版で変わる場合があります。「JSONだから必ず元の画面に戻る」とは考えず、配布者に通常形式の有無を確認してください。形式を変えるために、拡張子だけを付け替えても中身は変わりません。
画面を配るなら「エクスポート」を選ぶ
2026年10月7日の検証環境では、左上のComfyUIメニューを開き、「ファイル」に進むと「エクスポート」と「エクスポート (API)」が別々に表示されました。読者が画面で手順を開く用途なら、通常の「エクスポート」を選びます。

この画像はメニュー項目の所在を示すものです。背景は別の生成手順で、上のサイズ変更3ノードの配線や、ファイルのダウンロード完了を示す画面ではありません。
「保存」はComfyUI側の作業を残す操作、「エクスポート」は渡せるファイルとして書き出す操作です。操作名と保存先は版によって差があるため、書き出したファイルが手元のダウンロード先にあるかも確認しましょう。
自分で共有する前に、新しい空の作業で通常形式のコピーを開きます。箱と線、入力画像、モデル選択を確認してから実行してください。元の作業を閉じる前には、別に保存しておきます。
形式が合っていても、材料は別に必要
JSONはモデル本体や入力写真をまとめた圧縮ファイルではありません。モデル不足はJSON形式の問題とは別です。開けたのに生成できない場合は、Workflowが動かないときの確認順へ進みます。
10月7日の検証では、画像サイズ変更処理について著者が用意した画面用JSONを実UIで読み込み、実行用のグラフはローカルAPIで実行しました。画面用には配置と線、API用にはclass_typeとinputsがありました。すべての旧形式・新形式の相互変換を保証するテストではありません。
確認した環境と公式資料
確認日:2026年10月7日。Windows、ComfyUI 0.33.4、フロントエンド1.48.7。版の互換性警告が出る既存環境で、標準ノードの読込と実行を確認しました。環境の更新や追加ノードのインストールは行っていません。
処理形式は公式のサーバーAPI例と、実環境で読み込んだJSONを照合しました。JSONを人へ渡すときの準備はWorkflow共有の確認リストにまとめています。
2026年10月20日は、配布JSONのversion 0.4、保存済みAPIの入力元、抜粋の番号と文字を読み取りで照合しました。公式の通常形式0.4の定義、新しい通常形式の定義、上記の公式API例も確認しています。掲載画面は10月7日のままで、新しいUIの読込・変換・エクスポートを試した記録ではありません。