ComfyUIで女性キャラと背景の条件を領域に分ける|ConditioningSetArea
確認日:2026-10-17 / 検証ラベルは本文記載の条件・範囲に限ります。
この記事の内容
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ConditioningSetAreaは、文章から作った生成条件へ適用範囲を付ける標準ノードです。この配布JSONでは、架空の成人女性を指定する全体条件に、左半分の「赤い壁」の条件を足しています。背景の一部へ別の指定を加える配線を学ぶための例です。
保存済みの結果では左端に赤い部分が出ましたが、左半分全体は赤い壁にならず、人物の向きや服の形も変わりました。人物を保ったまま背景だけを直す用途で、そのまま成功例として使える設定ではありません。
実行・作例保存:2026年10月7日。今回の入力・配線・公式実装の照合:2026年10月17日。 1モデル・1Seed、CPUでの記録です。新しい画像生成やComfyUIでの再実行は行っていません。GPUメモリや速度も測定していません。
訂正:旧操作画面は配布JSONと配線が一致しないため、今回の更新で掲載を外しました。以下の接続表は、配布JSONと2026年10月7日のAPI実行記録に基づきます。
対象は最小構成とCONDITIONINGの線を理解した方です。初めて条件をまとめる場合はConditioningCombineから確認してください。完成画像の特定部分だけを残して直したい場合は、インペイントと目的を分けます。
全体の文章と、範囲付きの文章を別々に作る
ここからの番号は、領域指定の通常JSONにあるノードIDです。全体条件は女性キャラの基準作例と同じ文章です。配布JSONの入力を省略せず載せます。
ノード2のCLIP Text Encode:全体のPositive。
portrait of a fictional adult woman, age 25, short brown hair, blue blouse, upper body, neutral expression, plain gray studio background, soft window light, detailed face, photograph
ノード8のCLIP Text Encode:範囲を付ける背景のPositive。
red wall on the left, background
ノード3のCLIP Text Encode:Negative。
child, teenager, nude, nsfw, text, watermark, blurry, deformed, extra limbs
全体条件には「plain gray studio background」も残っています。赤い壁の条件だけに置き換えたテストではありません。2つの背景指定がどう影響したかを切り分ける追加実験はしていないため、今回の指定未達の原因をこの文章だけで断定はできません。
10ノード・13本のうち、Positiveの4本をたどる
ConditioningSetAreaを通すのは背景用のノード8だけです。全体の女性キャラ条件まで左半分に制限しないよう、接続先を区別します。
| 出力元 | 接続先 | この線の役割 |
|---|---|---|
| 8:背景のCLIP Text Encode | 9:ConditioningSetAreaのconditioning | 背景条件に範囲を付ける |
| 2:全体のCLIP Text Encode | 10:ConditioningCombineのconditioning_1 | 範囲を付けていない全体条件を残す |
| 9:ConditioningSetArea | 10:ConditioningCombineのconditioning_2 | 範囲付きの背景条件を加える |
| 10:ConditioningCombine | 5:KSamplerのpositive | 2つの条件をまとめて渡す |
Negativeはノード3からKSamplerのnegativeへ直接つながります。今回は1人の女性キャラと背景を組み合わせています。2人の人物を左右へ分ける配置や、Combineを外して領域条件だけを渡す構成は試していません。
左半分の指定は、幅256、高さ512、x0、y0
今回のキャンバスは512×512です。左上を基準に、幅256、高さ512、x 0、y 0、strength 1で範囲を指定しました。ここで幅と高さが表すのは、追加の条件を適用する範囲です。全体画像の完成寸法は変わりません。
| 設定 | 今回の値 | この例での意味 |
|---|---|---|
| width | 256 | 左半分の幅 |
| height | 512 | 上から下までの高さ |
| x | 0 | 左端から開始 |
| y | 0 | 上端から開始 |
| strength | 1 | 今回の条件の強さ |
512×512はノード4のEmptyLatentImageで決める全体の寸法、256×512はノード9で指定する追加条件の範囲です。widthを256にしても、保存画像が256px幅になるわけではありません。
検証時と同じ版の標準実装では、幅・高さ・座標をそれぞれ8で割った整数として保持します。この例の領域は、潜在画像側では幅32・高さ64、開始位置0・0です。画面上の設定欄には256・512・0・0を入力します。
最初の練習では8の倍数で、画像内に収まる範囲を指定してください。8の倍数以外や画像外の範囲は今回試していません。画面のノード位置を動かしても、生成範囲のxやyは変わりません。
実作例は、境界の内外を両方確認する
2026年10月7日に基準と領域条件を実行しました。以下はその2枚を読むための条件表で、今回取り直した結果ではありません。
| 項目 | 両方で使った値 |
|---|---|
| Checkpointのファイル名 | 020.realisticVisionV51_v51VAE.safetensors(SD1.5系Realistic Vision) |
| 全体の寸法・枚数 | 512×512・1枚 |
| Seedと実行後の動作 | 2026100701・fixed |
| Steps・CFG | 16・7 |
| sampler・scheduler・denoise | euler・normal・1 |
変更前:全体条件だけの基準作例。

変更後:全体条件に、左半分の赤い壁の条件を追加。

今回の結果では、左端の窓の近くに赤い部分が現れました。ただし左半分全体が赤い壁になったわけではなく、人物の向きや服の形も基準から変わっています。領域指定だけで、背景の位置と人物の同一性を固定できた作例ではありません。
この2枚はSeedが共通でも、領域条件の追加によって人物を含む画像全体が変わっています。「背景を左半分へ指定した」ことと、「人物に触れず左半分だけを修正できた」ことは別です。
自分の結果を比べるときは、赤い背景だけでなく、右側への色の広がり、人物の向き、服や肌の変化も見ます。今回の1組から、人物の分離成功率や境界の安定性は判断できません。
公式の領域合成の作例にも、色の混ざりが見られる例があります。掲載例のモデルや二段階構成は今回とは違うため、その結果を今回の実測として扱っていません。
自分の画像で試す手順:未実測の練習案
まず通常JSONを開き、手元の対応Checkpointを選び直します。掲載環境と違うモデルでは、同じ絵になる前提で比べないでください。全体512×512、Seed、全体文章、Negativeを固定して、自分の基準を1枚保存します。
次の表は読者向けの練習案です。どれもこの記事では追加生成しておらず、改善した結果の報告ではありません。 試す前に「指定した側へ赤色が出る」「反対側や人物への影響が少ない」など、自分が採用する条件を決めてください。
| 確認したいこと | 一度に変えるもの | 残す記録 |
|---|---|---|
| 指定位置の影響 | 領域のxだけ0→256。文章の「on the left」はそのまま | 言葉と位置が食い違う条件で、赤色と人物がどう変わるか |
| 文章の左右指定の影響 | xを256にした条件を基準に、「on the left」を外す | 位置とその他の設定をそろえ、文章だけの差を比較 |
| 条件の強さの影響 | 左半分の元の条件へ戻し、strengthだけ変える | strengthの値、色の範囲、人物への影響 |
画像と一緒に、モデル名、Seed、入力全文、width・height・x・y・strength、採用・不採用の理由を保存します。複数Seedでも確かめる場合は、同じSeedの変更前後を1組ずつ比べてください。キャンバスの寸法を替えた場合は、領域の寸法と座標も見直します。
人物の姿勢を指定したい場合はControlNetのポーズ指定が別の手段です。領域指定だけで人物の同一性や姿勢まで固定しようとせず、目的に合わせて使い分けます。
検証範囲と公式資料
Windows、ComfyUI 0.33.4、フロントエンド1.48.7、CPU、標準ノード。確認したのは1モデル・1Seed・左半分の条件1つです。複数人物の分離成功率、全領域の配置、境界の完全な制御は検証していません。
2026年10月17日の更新では、配布JSONの10ノード・13本を保存済みのAPI実行記録と照合し、入力全文と接続先を追記しました。旧操作画面はその配線を裏付ける画像として扱っていません。公式ConditioningSetArea資料は自動生成の説明を含むため、数値の扱いは検証時と同じ版の標準実装でも確認しています。新しいGPU実測や、指定未達を修正できたという記録は追加していません。